観望情報

2019

2019.4 今月の1枚(M3)

トピック=M3:球状星団
りょうけん座にあって、直径が100光年以上もある巨大な球状星団です。およそ50万の星が球状に集まっています。

 

基本情報
【月の見やすい時期】4月10~16日、  〇満月19日、●新月 5日
【星の見やすい時期】4月 1~ 9日、21~30日
【水星】観望不可。
【金星】第2回まで観望可。
【火星】第7回まで観望可。
【木星】観望不可。
【土星】観望不可。

観望対象
カストル:一等星(ふたご座)、M44(プレセペ星団):散開星団(かに座)、ミザール:三重星(おおぐま座)

2019.5 今月の1枚(M51)

トピック=M51:子持ち銀河
北斗七星の柄の近くにある美しい銀河です。大小二つの銀河がつながっているので「子持ち銀河」という名がつけられています。

 

基本情報
【月の見やすい時期】5月10日~16日、  〇満月19日、●新月 5日
【星の見やすい時期】5月 1日~ 9日
【水星】観望不可。
【金星】第3回まで可。
【火星】25日まで第7回まで観望可。以降、第6回まで観望可。
【木星】観望不可。
【土星】観望不可。

観望対象
レグルス:一等星(しし座)、M67:散開星団(かに座)、アルギエバ:二重星(しし座)

2019.6 今月の1枚(木星)

トピック=木星が観望好機!
北天で最大の球状星団です。美しさは全天一とも言われ、65cm望遠鏡で見ると、多くの星が何重にも重なって見えます。太陽系最大の惑星で、望遠鏡で見ると、縞模様や木星の周りをまわっているガリレオ衛星などが見えます。縞模様も見え、また、衛星同士が重なる相互食も見られます。

 

基本情報
【月の見やすい時期】6月 8日~13日、  〇満月17日、●新月 3日
【星の見やすい時期】6月 1日~ 4日、 22日~30日
【水星】観望不可。
【金星】1日に第3回まで観望可。
【火星】第6回まで観望可。
【木星】6日より第8回で観望可。
【土星】観望不可。

観望対象
スピカ:一等星(おとめ座)、M13:球状星団(ヘルクレス座)、コルカロリ:二重星(りょうけん座)

2019.7 今月の1枚(土星)

トピック=土星が観望好機!
大きく環が傾いた土星が観望できます。観望対象人気No1の土星の姿を65cm望遠鏡で是非ご覧ください。

 

基本情報
【月の見やすい時期】7月 7日~13日、  〇満月17日、●新月 3日
【星の見やすい時期】7月 1日~ 4日、23日~31日
【水星】観望不可。
【金星】観望不可。
【火星】観望不可。
【木星】第7回から観望可。6日より第6回から観望可。
【土星】6日より第8回で観望可。

観望対象
アルクトゥールス:一等星(うしかい座)、M57(リング星雲):惑星状星雲(こと座)、ダブルダブルスター:四重星(こと座)

2019.8 今月の1枚(M57)

トピック=M57:惑星状星雲
こと座にあり、リング状になっていることから、環状星雲・リング星雲などとも呼ばれる星雲です。星の終期に放出されて球状に広がったガスが、中心星からの紫外線を受けてけいこうとうのように光っています。

 

基本情報
【月の見やすい時期】8月 5日~11日、  〇満月15日、●新月 1日、30日
【星の見やすい時期】8月 1日~ 2日、21日~31日
【水星】観望不可。 
【金星】観望不可。
【火星】観望不可。
【木星】第6回で観望可。
【土星】第7回で観望可。11日より第6回から観望可。

観望対象
ベガ:一等星(こと座)、M17(オメガ星雲):散光星雲(いて座)、アルビレオ:二重星(はくちょう座)

2019.9 今月の1枚(天の川)

トピック=天の川(天の川銀河)
天の川といったら夏の夜空が一番ですが、初秋の夜空もきれいです。月明かりがない夜、夏の大三角を横切る天の川がよく見えます。

 

基本情報
【月の見やすい時期】9月 4日~10日、  〇満月14日、●新月29日
【星の見やすい時期】9月 1日~ 2日、20日~30日
【水星】観望不可。
【金星】観望不可。
【火星】観望不可。
【木星】第6・7回で観望可。20日以降は第6回で観望可。
【土星】第6回から観望可。

観望対象
アルタイル:一等星(わし座)、M11:散開星団(たて座)、ヘルクレス座α(アルファ):二重星

2019.10 今月の1枚(Ⅿ31)
MP201501

トピック=M31:アンドロメダ銀河
私たちの住む天の川銀河の隣りにある美しい銀河です。暗く澄んだ夜空では肉眼でも存在がわかり、双眼鏡や望遠鏡で見ると、巨大な楕円の光芒の広がりを楽しめます。

 

基本情報
【月の見やすい時期】10月 5日~10日、  〇満月14日、●新月 28日
【星の見やすい時期】10月 1日~ 2日、19日~31日
【水星】19日~25日 は「水星観望週間」になっています。
【金星】観望不可。
【火星】観望不可。
【木星】11日まで第6回で観望可。
【土星】第7回まで観望可。21日以降は第6回まで観望可。

観望対象
デネブ:一等星(はくちょう座)、M31:銀河(アンドロメダ座)、いるか座γ(ガンマ):二重星

2019.11 今月の1枚(h・χ)
MP201501

トピック=h・χ(二重星団)(エイチ・カイ)
ペルセウス座にある2つの散開星団です。空が暗い場所ですと肉眼でも確認できます。望遠鏡を使わなくても双眼鏡で、星が密集したきれいな姿が見えます。

 

基本情報 4日
【月の見やすい時期】11月 3日~ 9日、  〇満月12日、●新月27日
【星の見やすい時期】11月17日~30日
【水星】観望不可。
【金星】第4回まで観望可。
【火星】観望不可。
【木星】観望不可。
【土星】10日まで第6回まで観望可。
【天王星】第6回から観望可。
【海王星】第6回から観望可。

観望対象
フォーマルハウト:一等星(みなみのうお座)、h・χ(二重星団)(エイチ・カイ):散開星団(ペルセウス座)、アルマク:二重星(アンドロメダ座)

2019.12 今月の1枚(Ⅿ37)

トピック=M37:散開星団
ぎょしゃ座の天の川の中ほどにあり、65cm望遠鏡では、視野いっぱいにたくさんの星が集まって見えます。

 

基本情報
【月の見やすい時期】12月 2日~ 9日、  〇満月12日、●新月26日
【星の見やすい時期】    12月16日~29日
【水星】観望不可。
【金星】第2~4回で観望可。
【火星】観望不可。
【木星】観望不可。
【土星】観望不可。
【天王星】第6回から観望可。
【海王星】23日以降は第7回まで観望可。

観望対象
カペラ:一等星(ぎょしゃ座)、M45(プレアデス星団・すばる):散開星団(おうし座)、カシオペア座ι(イオタ):三重星

2020.1 今月の1枚(Ⅿ45)
MP201501

トピック=M45(プレアデス星団・すばる):散開星団
1,000年以上も前の平安時代のころから「すばる」という名で親しまれてきました。明るい星の配列が小さな ひしゃくや羽子板を連想させる、美しい散開星団です。

 

基本情報
【月の見やすい時期】1月 1日~ 7日、30~31日  〇満月11日、●新月25日
【星の見やすい時期】1月14日~28日
【水星】観望不可。
【金星】第2~5回まで観望可。22日より第6回でも観望可。
【火星】観望不可。
【木星】観望不可。
【土星】観望不可。
【天王星】第6回から観望可。
【海王星】観望不可。

観望対象
アルデバラン:一等星(おうし座)、M35:散開星団(ふたご座)、おひつじ座γ(ガンマ):二重星

2020.2 今月の1枚(Ⅿ42)
MP201501

トピック=M42(オリオン大星雲):散光星雲
望遠鏡で見ると鳥が翼を広げた姿に似ています。中心部分の四重星「トラペジウム」は、この星雲から生まれたばかりの新しい星の姿です。

 

基本情報
【月の見やすい時期】2月 1日~ 6日、29日 〇満月 9日、●新月24日
【星の見やすい時期】2月12日~16日
【水星】観望不可。
【金星】第6回まで観望可。
【火星】 観望不可。
【木星】観望不可。
【土星】観望不可。
【天王星】20日まで第8回まで観望可。
【海王星】観望不可。

観望対象
ベテルギウス:(オリオン座)、M42(オリオン大星雲):散光星雲(オリオン座)、カストル:二重星(ふたご座)

2020.3 今月の1枚(Ⅿ44)
MP201501

トピック=M44(プレセぺ星団):散開星団
M44は、かに座のかにの甲羅の部分に位置し、双眼鏡や望遠鏡で拡大すると40以上の星々が美しい姿を見せてくれます。

 

基本情報
【月の見やすい時期】3月 1日~ 7日、  〇満月10日、●新月24日
【星の見やすい時期】3月12日~26日
【水星】3月20~26日は「水星観望週間」になっています。
【金星】第7回まで観望可。
【火星】第6回で観望可。
【木星】観望不可。
【土星】観望不可。
【天王星】11日まで第7回まで観望可。12日以降、第6回で観望可。
【海王星】観望不可。

観望対象
シリウス:一等星(おおいぬ座)、M44(プレセペ星団):散開星団(かに座)、いっかくじゅう座β(ベータ):三重星

   

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