観望情報

2018

2018.4 今月の1枚(木星)
MP201501

トピック=今月末から木星の観望好機!
木星は太陽系最大の惑星で、望遠鏡で見ると、縞模様や木星の周りをまわっているガリレオ衛星などが見えます。天候もしだいにおだやかになり、大気も安定してくるので、縞模様がはっきり見える日も多くなります。また、衛星同士が重なる相互食も多くなります。

 

基本情報
【月の見やすい時期】4月20~27日、  〇満月30日、●新月16日
【星の見やすい時期】4月 4~18日
【水星】4/15より第1~3回で観望可。
【金星】4/2より第1~5回で観望可。
【火星】観望不可。
【木星】4/26より第8回で観望可。
【土星】観望不可。
【天王星】観望不可。
【海王星】観望不可。

観望対象
レグルス:一等星(しし座)、M44(プレセペ星団):散開星団(かに座)、アルギエバ:二重星(しし座)

2018.5 今月の1枚(M51:子持ち銀河)
MP201501

トピック=M51(子持ち銀河)
北斗七星のひしゃくの柄の近くにある美しい銀河です。大小二つの銀河がつながっているので「子持ち銀河」という名がつけられています。

 

基本情報
【月の見やすい時期】5月19日~27日、  〇満月29日、●新月15日
【星の見やすい時期】5月 4日~17日
【水星】5/17まで第1~3回で観望可。
【金星】第1~5回で観望可。5/24より第6回まで観望可。
【火星】観望不可。
【木星】第8回で観望可。
【土星】観望不可。
【天王星】観望不可。
【海王星】観望不可。

観望対象
スピカ:一等星(おとめ座)、M51:子持ち銀河(りょうけん座)、ミザール:三重星(おおぐま座)

2018.6 今月の1枚(Ⅿ13)
MP201501

トピック=M13:球状星団
北天で最大の球状星団です。美しさは全天一とも言われ、65cm望遠鏡で見ると、多くの星が何重にも重なって見えます。

 

基本情報
【月の見やすい時期】6月18日~25日   〇満月28日、●新月14日
【星の見やすい時期】6月 3日~15日
【水星】6/25より第1~5回で観望可。
【金星】第7回まで観望可。
【火星】観望不可。
【木星】第7・8回で観望可。
【土星】6/23より第8回で観望可。
【天王星】観望不可。
【海王星】観望不可。

観望対象
アルクトゥールス:一等星(うしかい座)、M13:球状星団(ヘルクレス座)、コルカロリ:二重星(りょうけん座)

2018.7 今月の1枚(土星)
MP201501

トピック=土星が観望好機!
昨年に続いて今年も大きく環が傾いた土星を観望できます。観望対象人気No1の土星の姿を65cm望遠鏡で是非ご覧ください。

 

基本情報
【月の見やすい時期】7月18日~25日   〇満月28日、●新月13日
【星の見やすい時期】7月 3日~14日
【水星】7/26まで第第1~5回で観望可。
【金星】第6回まで観望可
【火星】観望不可。
【木星】第6~8回で観望可。
【土星】第8回で観望可(7/20より7回以降で観望可)。
【天王星】観望不可。
【海王星】観望不可。

観望対象
ベガ:一等星(こと座)、M57(リング星雲):惑星状星雲(こと座)、ダブルダブルスター:四重星(こと座)

2018.8 今月の1枚(火星)
MP201501

トピック=火星
今年は火星が15年ぶりに大接近します。最も近づくのは、7月31日で、前回の2016年の接近時と比べて、視直径が30%も大きくなります。

 

基本情報
【月の見やすい時期】8月15日~23日   〇満月26日、●新月11日
【星の見やすい時期】8月 2日~14日
【水星】観望不可。 
【金星】第2~6回で観望可。
【火星】第8回まで観望可。
【木星】第6・7回で観望可。
【土星】第6回から観望可。
【天王星】観望不可。
【海王星】観望不可。

観望対象
アルタイル:一等星(わし座)、M8(干潟星雲):散光星雲(いて座)、ラスアルゲティ:二重星(ヘルクレス座)

2018.9 今月の1枚(天の川)
MP201501

トピック=天の川(天の川銀河)
天の川といったら夏の夜空が一番ですが、今月も観望好機です。天の川とともに夏の大三角を見ることができます。

 

基本情報
【月の見やすい時期】9月14日~22日   〇満月25日、●新月10日
【星の見やすい時期】9月 1日~14日
【水星】観望不可。
【金星】第2~5回まで観望可。
【火星】第6回から観望可。
【木星】8/17まで第6回まで観望可。
【土星】第6・7回で観望可。
【天王星】観望不可。
【海王星】観望不可。

観望対象
デネブ:一等星(はくちょう座)、M11:散開星団(たて座)、アルビレオ:二重星(はくちょう座)

2018.10 今月の1枚(Ⅿ31)
MP201501

トピック=M31:アンドロメダ銀河
私たちの住む天の川銀河の隣りにある美しい銀河です。暗く澄んだ夜空では肉眼でも存在がわかり、双眼鏡や望遠鏡で見ると、巨大な楕円の光芒の広がりを楽しめます。

 

基本情報
【月の見やすい時期】10月14日~22日   〇満月25日、●新月 9日
【星の見やすい時期】10月 1日~13日、30~31日
【水星】10/24より第1~4回で観望可。
【金星】10/14まで第1~4回で観望可。
【火星】第6回から観望可。
【木星】観望不可。
【土星】10/26まで第6回まで観望可。
【天王星】10/12より第7・8回で観望可。
【海王星】10/4より第6~8回で観望可。

観望対象
アルフェラッツ:二等星(アンドロメダ座)、M31:銀河(アンドロメダ座)、アルマク:二重星(アンドロメダ座)

2018.11 今月の1枚(h・χ)
MP201501

トピック=h・χ(二重星団)(エイチ・カイ)
ペルセウス座にある2つの散開星団です。空が暗い場所ですと肉眼でも確認できます。望遠鏡を使わなくても双眼鏡で、星が密集したきれいな姿が見えます。

 

基本情報
【月の見やすい時期】11月13日~20日   〇満月23日、●新月 8日
【星の見やすい時期】11月 1日~12日、29日~30日
【水星】11/2より第1~4回で観望可。11/3~15まで第1~4回で観望可。11/16より観望不可。
【金星】11/9から第1・2回で観望可。
【火星】第6~8回で観望可。
【木星】観望不可。
【土星】観望不可。
【天王星】第6~8回で観望可。
【海王星】第6~8回で観望可。

観望対象
フォーマルハウト:一等星(みなみのうお座)、h・χ(二重星団)(エイチ・カイ):散開星団(ペルセウス座)、おひつじ座γ(ガンマ):二重星(おひつじ座)

2018.12 今月の1枚(Ⅿ45)
MP201501

トピック=昼間の金星が観望好機!
10月25日に内合を迎えた金星は、12月2日に最大光度となり、昼間でも望遠鏡で見ることができます。条件が良ければ肉眼でも見ることができます。

 

基本情報
【月の見やすい時期】12月12日~20日   〇満月23日、●新月 7日
【星の見やすい時期】12月 1日~11日、28日~30日
【水星】12/10~22まで第1・2回で観望可。12/23より観望不可。
【金星】第1・2回で観望可。
【火星】第6~8回で観望可。
【木星】観望不可。
【土星】観望不可。
【天王星】第6~8回で観望可。
【海王星】第6~8回で観望可。

観望対象
カペラ:一等星(ぎょしゃ座)、M37:散開星団(ぎょしゃ座)、ケフェウス座δ(デルタ):二重星

2019.1 今月の1枚(Ⅿ35)
MP201501

トピック=M45(プレアデス星団・すばる):散開星団
1,000年以上も前の平安時代のころから「すばる」という名で親しまれてきました。明るい星の配列が小さな ひしゃくや羽子板を連想させる、美しい散開星団です。

 

基本情報
【月の見やすい時期】1月11日~19日   〇満月21日、●新月 6日
【星の見やすい時期】1月 1日~10日、25日~31日
【部分日食】 1月6日 (8時44分~11時38分)最大食分0.44
【水星】観望不可。
【金星】第1・2回で観望可。
【火星】第6~8回観望可。
【木星】観望不可。
【土星】観望不可。
【天王星】第6~8回で観望可。
【海王星】第6・7回で観望可。

観望対象
アルデバラン:一等星(おうし座)、M45(プレアデス星団・すばる):散開星団(おうし座)、オリオン座σ(シグマ):多重星

2019.2 今月の1枚(Ⅿ42)
MP201501

トピック=M42(オリオン大星雲):散光星雲
望遠鏡で見ると鳥が翼を広げた姿に似ています。中心部分の四重星「トラペジウム」は、この星雲から生まれたばかりの新しい星の姿です。

 

基本情報
【月の見やすい時期】2月10日~17日   〇満月21日、●新月 5日
【星の見やすい時期】2月 1日~ 8日、24日~28日
【水星】観望不可。
【金星】第1・2回で観望可。
【火星】第6・7回で観望可。
【木星】観望不可。
【土星】観望不可。
【天王星】第6・7回で観望可。
【海王星】観望不可。

観望対象
ベテルギウス:一等星(オリオン座)、M42(オリオン大星雲):散光星雲(オリオン座)、カストル:二重星(ふたご座)

2019.3 今月の1枚(Ⅿ44)
MP201501

トピック=M44(プレセぺ星団):散開星団
M44は、かに座のかにの甲羅の部分に位置し、双眼鏡や望遠鏡で拡大すると40以上の星々が美しい姿を見せてくれます。

 

基本情報
【月の見やすい時期】3月11日~18日   〇満月 21日 ●新月 7日
【星の見やすい時期】3月 1日~ 9日、25日~31日
【水星】3/27より第1~3回で観望可。
【金星】第1・2回で観望可。
【火星】第6・7回で観望可。
【木星】観望不可。
【土星】観望不可。
【天王星】3/20まで第6回で観望可。
【海王星】観望不可。

観望対象
シリウス:一等星(おおいぬ座)、M44(プレセペ星団):散開星団(かに座)、いっかくじゅう座β(ベータ):三重星

   

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